大規模改修工事を主体に設計・施工をさせてもらっている関係上、古民家とは切っても切れない関係にあります。しかし古民家には色々な法律や行政のしがらみがあり設計者の考え方に左右される所がありました。
伝統再築士会の結成により法の上でしっかりとした設計、間違いのない施工を共有する事でお客様に安心して住み続けてもらえる家づくりが出来ます。循環型の家づくりや住み心地の良い家を提案し施工ができる事がこれからの住宅業界には不可欠になります。
新しいものも大事ですが古い家を残すことで歴史と財産、そして何より家族の思いがそこに宿ります。家をモノとして考えるのではなくコトとしてのあり方で有ってほしいと考えています。
一般社団法人日本伝統再築士会新潟支部
代表理事 大沼 勝志